2009年3月9日月曜日

高齢化マンション、他人事ではない

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府中のとあるマンションの老朽化高齢化の事例と、建て替えに成功したアトラス諏訪町レジデンスの事例が、朝のテレビでやっていました。

高齢化マンション」は、新築マンションを買ったときにはほとんどの人が気にもとめていないキーワードだと思いますが、どのマンション所有者にも極めて重大に確実に直面する問題です。


私自身も知っていたにも関わらず、自身のマンション購入の際にはなぜか触れないまま(深刻に考慮に入れないまま)購入の意志決定をしていました。


アトラス諏訪町レジデンスは13年も管理組合での検討を経て建て替え成功したとのことですが、相当な困難と苦労があったようです。それはそうでしょう。考え方生活レベルもスタイルも全く異なる個人や家庭がひとつの建造物を数十年間共有し、数十年も経ったときにはさらに経済状況も千差万別、各々のライフプラン、ライフスタイルの結果があるわけで、大規模になればなるほどその違いや格差は想像の域など逸したものになるでしょう。


どうするのがよいという正解の形は様々考えられ多くのソリューションが国からも民間からも今後提示されるとは思いますが、何よりも重要なのは、そこの住民となるときから、全ての人が、自身の問題として将来の可能性を知り備えをすると同時に、運命共同体となった住民同士ができるだけ早い段階から、意志決定の方法をすり合わせ、話し合えるよう、積極的に交流をもつことだと思います。


→参考)http://www.asahi-kasei.co.jp/atlas/mansion/at_suwa.html


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